03-3776-2220

住所:東京都大田区山王1-4-6/【日祝・水休診】

診療時間:平日10:00~12:30、14:30~19:00

     土曜日9:30~12:30、14:30~17:30

巻き爪|大田区大森の大木皮膚科

巻き爪・化膿した陥入爪| 大田区大森の大木皮膚科

巻き爪・化膿した陥入爪

 陥入爪の肉芽治療も対応!

《化膿した巻き爪で他院で治らないならJR大森駅の大木皮膚科までお気軽にご相談下さい》

 当院では、マチワイヤ・VHOなどのワイヤー矯正法、さらにBSスパンゲ・ペディグラスなどのプレート矯正なども取り入れて参りました。

 爪端が陥入した巻き爪巻き爪の化膿・弯曲状態により様々な治療手技を併用しておりますが、現在SH式巻き爪装具(そがわ式)の治療効果が非常に優れているため、本法をメインに施術を行っております。

―肉芽腫のある痛い巻き爪・化膿した陥入爪・弯曲爪なども対応可能です。爪を伸ばさなくても矯正できますので、他院でうまく治らなかった方もご相談ください―

【巻き爪目次】
1,巻き爪とは?
2,病院の巻き爪手術(保険適用診療)
3,巻き爪・陥入爪のワイヤー矯正治療
4,魚の目の原因・診断・治療はどうすればいいの?
追補;巻き爪対処法の実際
追補2;化膿した巻き爪治療症例

 化膿した巻き爪の治し方とは?

 化膿して肉芽のある巻き爪には、治し方にコツがあります。一般的な皮膚科では、①投薬のみ、②テーピング法、③肉芽に対して液体窒素などを行うことが多いようですが効果が余り期待できません。巻き込んだ爪を持ち上げながら、肉芽を爪端から離して当たりを緩和して適切な位置に誘導する必要があります。

 軽度のものであれば、コットン充填法で治ることがあります巻きが強いものではワイヤー矯正も併用する必要が生じます。コットン充填法にも多くのコツがあり、①爪を挙上する、②爪端を保護する、③肉芽を圧排するなどの効果が期待できます。当院では大概の方がコットン充填法の指導でなおることが多いのですが、ワイヤー矯正が必要なものでは、月・木午前の巻き爪矯正専門外来にご来院するようお願いしております。 

◆当院の巻き爪の治し方をごらんください
―痛くない施術で即時的効果―

早くて1回の施術、平均2~3回の施術で治療は完了。
 通常、2-3週~1ヶ月程度で再診していただき、装具の取り付けは1~1.5ヶ月に1回になります。

【当院の巻き爪治療・矯正専門外来】
◆水曜午前中に巻き爪専門外来(完全事前予約制)を行っております;大木院長担当
・ワイヤー1箇所につき1本で矯正;8800円(税込み)
・ワイヤー1箇所につき2本で矯正;11000円(税込み)

当院の巻き爪矯正は【そがわ式巻き爪矯正法】を採用しており非常に効果的に巻き爪を挙上することが可能となっております。
※医師一人での対応となるため、1回につき一足趾のみの対応となります。
※上記は巻き爪矯正ケアに対する自費料金となります。別途、通常の初診料などが掛かります。
受付9時55分~、巻き爪外来開始は10時からとなっております。お一人ずつ時間の掛かる処置のためお時間に余裕をもってご来院ください。
巻き爪外来は令和5年4月より水曜午前の予約制に変更となりました。ご予約には一度一般皮膚科外来を受診されるようにされてください


15分程度の痛くない施術で!
来院当日に即時的効果。施術後も痛い巻き爪が改善し続けます。
他院で塗り薬しか出してもらえなかった方。
化膿した巻き爪肉芽腫形成した痛い巻き爪で、治療を断られた方。
⇒当院近隣の方のみでなく、上記でお困りの方もご来院していただいております。

来院される巻き爪の方でよくあるケースは・・・
短く切り込んだ巻き爪マチワイヤーを付けるため痛い巻き爪を伸ばせと云われ
高度の弯曲爪例で治療できないと断られた・・・
肉芽腫形成・化膿しており液体窒素のみで改善がない・・・
短く切り込んでしまって市販の巻き爪グッズが使えない・・・
⇒そんなあなたにSH法(そがわ式)が適応になります。

※その他では、・根元部分の痛い巻き爪が治らない、・VHO法で爪端の巻きが治りきらない、・母趾以外や手爪などの小さな爪、・角が急に折れるステープル型巻き爪なども本法の適応となります。もちろん、痛くて触るのも辛い方は足趾神経ブロック下に施術を行います。

マチワイヤ・市販のグッズ治し方の弱点?
 市販の巻き爪グッズも、マチワイヤも爪が伸びていることが矯正できる条件になります。また、爪の先に付けるために爪根元の巻き・爪端の痛い巻き爪を矯正しきれいない治し方であることが欠点です。また、当院でも採用しているBSスパンゲも短く切り込んだ爪や化膿した巻き爪の肉芽形成例では適応にならない治し方なのが問題でしょう。
⇒右上の写真のように、実は巻き爪は短く切り込んで、痛くて爪が伸ばせない症例が多数あります。

※SH式(そがわ法)普及のために巻き爪症例の写真撮影をお願いする場合がありますのでご協力頂けましたら幸いです。

矯正治療例1(ドーム型・渦巻き型・ステープル型)

・当院の症例1(渦巻き型)
渦巻型巻き爪の矯正
※コメント;本例のように痛い巻き爪は片側だけ強く巻く症例が良くみられます。

・当院の症例2(渦巻き型)
片側の巻きが強い巻き爪

※コメント;巻き込んだ爪が肉に刺さって痛み・化膿した巻き爪になる事も・・・

・当院の症例3(渦巻き型+ステープル型)
渦巻き型+ステープル型の巻き爪

※コメント;渦巻き型+ステープル型で完全に折れ曲がって化膿することもあります。

・当院の症例4(ドーム型)
ドーム型の巻き爪
※コメント;ドーム状に巻いた巻き爪は化膿せずに割と素直に治ることが多いです

・当院の症例5(ステープル型)
ステープル型の巻き爪

※コメント;全体の巻きはそれほどでもないが、爪端だけホチキス状に巻くタイプも良くありますが、SH法であれば化膿した爪端をしっかり持ち上げることができます。

・上記の巻き爪の治し方は全て、SH法で初回矯正直前・直後の写真です。
 
爪の状態にも寄りますが、矯正後1~2週の間にさらに爪は矯正されて持ち上がっていきます。様々な予備矯正法とワイヤー法を組み合わせて、化膿した巻き爪を如何にして治すかプランを立てていきますが、様々な巻きのタイプに柔軟に対応できる治し方は主としてワイヤー法になります。 

 

矯正治療例2(手爪・母趾以外の巻き爪)

・当院の症例1(第2足趾ドーム型)
第2足趾ドーム型巻き爪

※コメント;硬めの爪でしたが、化膿jし痛みのある側は挙上されました。

・当院の症例2(第3足趾ステープル型)
第3足趾ドーム型巻き爪

※コメント;小さなステープル型に食い込んだ痛い巻き爪です。フックを掛ける最低限の隙間と対側爪甲表面に樹脂固定するポイントが確保できれば矯正可能となります。

・当院の症例3(手爪の巻き爪;ステープル型)
手爪の巻き爪
※コメント;クロス平行法にて両側の化膿した巻き爪を一度に矯正しました。

矯正治療例 3(膿んだ肉芽形腫成例・短い爪)

当院の症例1(短く切り込み肉芽腫形成した例)
肉芽形成した巻き爪
※コメント;他院で爪を切られてしまい短い爪がさらに陥入して化膿・肉芽形成となっています。

当院の症例 2(化膿・肉芽腫形成例)
化膿・肉芽腫形成した巻き爪
※コメント;巻き爪を化膿を長年放置?していた方に多く見られます。まず、見える範囲でワイヤーを掛け段階的に矯正を行っていくパターンです。

当院の症例 3(化膿・肉芽腫形成例+コットンパック)
肉芽腫形成例の巻き爪矯正+コットンパッキング

※コメント;化膿した肉芽腫に覆われ半分しか爪が見えていません。本例は爪端までフックを掛けることができたため、コットンパック法を併用しました
⇒コットンパックを自宅で行って頂くため爪用のゾンデをご購入ようお勧めすることがあります。

痛い巻き爪の治し方 4(短く切り込み陥入した例)
短く切り込んだ巻き爪
※コメント;爪切り・化膿を繰り返して爪端が完全に埋もれています。爪エレバ法+コットンパックで治療。

当院の症例5(短く切り込んだステープル型)
片側ステープル型の巻き爪

※コメント;爪エレバ+SH法での矯正がこのような爪端だけ巻くタイプに特に有効です。

矯正治療例 4(高度の弯曲爪)

当院の症例1(短く切り込み肉芽形成した例)
高度弯曲爪
※コメント;弯曲爪でもどちらか片側が強く巻くケースも多く、巻き爪が化膿しやすい傾向です。

当院の症例 2(弯曲爪型)
弯曲爪型で巻きが強い症例

当院の症例3(高度弯曲爪型)
高度弯曲例
※コメント;このような場合は、SH法のクロス掛けで根元まで矯正が可能です。一度に平らになるまで矯正することは困難で、通常2~3回の矯正が必要になります。

矯正治療例 5(その他・特殊型の巻き爪)

当院の症例 1(沈下爪例)
沈下爪に対する矯正

※コメント;外傷などで化膿した巻き爪が2枚爪となったあとに残存した爪先が下方に巻いてしまい爪が伸ばせなくなる状態(沈下爪)が生じます。

当院の症例2(沈下爪症例+経過あり)
沈下爪の矯正経過
※コメント;SH法を立体的にクロスに掛けることで爪の前が持ち上がり、爪を伸ばせるようになります。

当院の症例3(術後巻き爪再発例)
陥入爪手術後の巻きに対する矯正
※コメント;手術(フェノール法を含む)を行うと残った爪がさらに巻いて化膿する場合があります。このような幅の狭い巻き爪にもSH法は有効です。

当院の症例 4(ステープル型・ご高齢者例)
ご高齢のステープル型巻き爪
※コメント;ワイヤー法の欠点は、患部の自己管理を要することです。ご高齢の方ではワイヤーで持ち上げた爪を樹脂のみで固定する方法も症例を選んで行うこともあります。

当院の症例 5(ドーム型・うすい爪の例)
ドーム型の薄い爪に対する矯正
※コメント;SHワイヤー法の欠点はワイヤーと樹脂が若干目立つことです。爪の薄いかたでは細いワイヤーを並行型に掛ける方法も始めました。

巻き爪の治し方;参考症例(ドーム型・爪の弱い方の例)
爪が弱い方への矯正

※コメント;プレート法に比べて見た目がやや劣るワイヤー法ですが、付け方の工夫によって改善をはかっています。

・当院の巻き爪症例をご覧いただきありがとうございます。
 当院の取り入れたSH法は非常に優れた治し方ですが、強い矯正力ゆえにいままでの従来法では起こりえなかった合併症を起こすことがあります。もし、当院を受診なさる場合には下記の合併症の項にも目を通してからご来院いただけますと幸いです。

★上記の巻き爪の治し方に興味のある方は、そがわ式巻き爪矯正法もご覧下さいますようお願いいたします。 

治療後の合併症・注意点とは?

治療を受ける患者さんへ

当院の巻き爪ワイヤーによる治し方

 弾力のあるワイヤーをフック状に加工し、爪端から爪甲上に樹脂で取り付ける治し方で行っております。治療後数日は、爪が引き上げられる違和感が残りますのでご了承ください。
痛み・化膿が続く場合や何らかの異常があれば、必ず早めに再診されるようお願い申し上げます。

 通常、患部は抗生剤軟膏を塗ってガーゼ・テープなどで保護するようにお願いしております。大事につかうと1ヶ月程度、矯正装具は持つことが多いですが、ワイヤーを靴下・布団などで引っ掛ける・強くぶつけるor圧迫するなどすると早めに取れてしまう・爪の割れ・内出血・剥離などを起こす場合がありますので、ワイヤー矯正装具は大切に扱って下さい

 

治療後のご注意

1,必要に応じて、抗生剤軟膏・消毒液(イソジン液)・抗生剤内服などが処方されます。治療当日は痛みがでる可能性がありますので、入浴は控えなるべくシャワー程度としてください。

2,矯正治療中は爪に強い力が掛かっており不用意に爪を切ると爪が割れたり、ワイヤーが脱落します。爪切りは少しずつ丁寧に行い、ヤスリなどで軽く削って形を整えて下さい。

3,ワイヤーを保護しているテープが取れたときには、市販のゼリー状瞬間接着剤(100円ショップで購入可能)・紙テープで保護をお願いします。

4, プールや温泉などでワイヤーが脱落すると、他人が踏んだり・眼に刺さる危険があります。必ず、テーピングなどで落とさないように保護をお願いします。

 

治療の合併症

 当院の巻き爪ワイヤー治療は通常合併症が少なく効果的で取れにくい方法となりますが、爪挙上に伴う痛み・化膿/感染・ワイヤーの皮膚への刺激・爪の割れ、巻き爪の再発(2-3割程度)、ワイヤーの脱落などを起こすことがあります。また、稀には内出血、爪剥離・脱落、過矯正、爪水虫・カンジダの悪化、その他予期せぬ合併症などを起こすこともあります。

 矯正法は、広げた爪に吊られて根元の爪がひろがって生えてくることを前提としておりますので、ある程度自己管理していただくことを必要とします。極端に爪の伸びの遅い方、爪の生えない方・爪が割れやすい方・加齢に伴う末梢循環不全のある方・重症のしもやけを起こしやすい方・その他持病のある方は必ず早めに担当医までお知らせください。

※なお、定期的に受診が困難な方・爪が極端に薄い方・痛くない巻き爪・肥厚爪のみの方はワイヤー治療の適応とはなりません。伸びすぎた爪は、爪変形・巻き爪の再発などを起こす危険があります。カビの予防にはカットバン・テープの巻き過ぎは避けるようにしましょう。

◆再診は指定された時期を必ず守って頂くようお願い申し上げます。

難治例で矯正に時間の掛かる方・2足趾以上の巻き爪がある方は複数回の通院が必要となります。
※必要に応じ、ニッパー型爪切り(MARUTOネイルプロⅡ等)・爪ヤスリ(ゾーリンゲン等)・爪ゾンデ(フットゾンデDC200R)などの購入をお願いしております。
爪端が非常に脆い方、爪が非常に薄い方ではBSスパンゲが適応になります。その場合は、他院をご紹介する場合があります。

※BSスパンゲなどのプレート法は、診察時間内に対応することはしておりません。とくに遠方からご来院されるかたでプレート法をご希望のかたは下記の まちや接骨院さんをお勧めいたします。

まちや接骨院・BSスパンゲマスター

B/S認定指導者の先生が行っている技術が確かな施設になります。当方もここでBSスパンゲ施行のご指導をいただきました。BSスパンゲは施術者によって技術に差があり、すぐに取れてしまうと矯正効果がなくなってしまいます。

 


◆治療は各種矯正ワイヤーによる治し方を取り揃えております。新しい矯正治療法であるSH式(そがわ式)なども取り入れ、なるべく痛みの少ない治し方にて治療しておりますので、安心してご相談ください。
《他院で治らない巻き爪治療ならJR大森駅北口の大木皮膚科までお気軽にご相談下さい》

  • この記事を書いた人
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医師;大木更一郎

平成元年日本医科大学を卒業し、皮膚科学教室形成外科斑に入局。平成16年より先代院長と伴に皮膚診療を行う。平成27年大学退職後、医院を継承。(※日本医大形成外科兼任講師・形成外科専門医・救急専門医・熱傷専門医・日本皮膚科学会会員)

-巻き爪|大田区大森の大木皮膚科

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