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大木更一郎Drブログ,大田区大森,皮膚科
 

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漢方治療  ―大田区の皮膚科漢方処方は当院までお気軽にご相談ください―

 漢方とは・・・ 皮膚科疾患には慢性に経過するものが多く、アトピー性皮膚炎・にきびなど体質が関係するものでは、西洋医学のお薬だけでは反応が悪い場合があります。

 そのような場合、人間の元来持った自然治癒力を引き出すように生薬を組み合わせた漢方薬を用いることで、うまく行くことをしばしば経験します。
漢方,大田区/皮膚科
【当院では、ご希望の方に漢方薬を用いております】
※当院で処方する漢方は、保険適応の漢方薬(エキス剤)となります。
(大木皮膚科/大森,大田区・漢方)


【漢方治療】
1.皮膚科疾患の漢方とは?
2,漢方処方と体質「証」の判断
3,皮膚疾患に使う代表的な漢方薬とは?
4,アトピー性皮膚炎に対する漢方処方とは?
5,にきび、肌荒れに対する漢方処方とは?
6,じんましんに対する漢方処方とは?
7,漢方処方が効くその他の皮膚科疾患

 


漢方治療のみで、アトピー性皮膚炎・手荒れ・じんましんを治すことは困難です。体質的に漢方が合えば、漢方が奏功する場合もありますが、一般的な西洋的治療(抗アレルギー剤・ステロイド外用など)も併用する必要があると当院では考えております。

 

皮膚科疾患の漢方とは?

漢方,薬草

◆皮膚と体調について
 皮膚は、常に外界に接しており、さまざまな刺激から私たちを守り、また環境の微妙な変化や異常を敏感に感じ取り知らせてくれます。さらにその日の体調で、肌の色つやや潤いなどに変化があらわれることは誰にでも覚えがあるように、体の内部の異常を私たちに知らせてくれる雄弁な器官でもあります。

◆漢方処方と皮膚疾患
 東洋医学では診断に皮膚の状態を重要視し、皮膚の病気も体の表面の異常のみでなく体の内部の異常ととらえ、からだ全体のバランスを整え内側から異常をなくしていくことを治療の第一の目的と考えます。皮膚疾患には、慢性化して治りにくいものが多いのですが、そのような場合には体の内部にまで目を向けた漢方治療が効果を発揮しやすいと言えます。

◆漢方治療の考え方とは
 現代の漢方治療は中国で生まれその長い歴史の中で有効性、安全性が裏付けられ、形を変えつつ理論化され日本に伝えられたものです。漢方医学の特徴は、(1)我々が元来持っている病気をなおす力(自然治癒力)を高め、(2)個人の「証」にあった薬剤を処方し、(3)さまざまな作用をもつ生薬の複合剤(=多くの薬効を示す)で、(4)その人全体をどこが歪んでいるかを見て治療すること、などが挙げられます。(大木皮膚科/大森,大田区・漢方)


 特に、皮膚疾患において漢方治療に期待できることは・・・


皮膚の赤みや痒みを取る処方があること(ステロイ減量や顔面紅皮症治療に)
・体質やストレスの改善を行いアレルギーを起こしにくくする治療があること
・大人ニキビでは、生理を整えニキビを悪化しにくくする処方があることの他に、
体を中から潤して、痒みをとっていく処方、抗生剤と併用することで、化膿をしにくくする処方、末梢循環を改善して症状を改善していく処方があること、などが挙げられます。

 

◆漢方の注意点 
 一方、漢方治療の注意点としては、漢方薬は決して万能の治療法ではないということです。特にアトピー性皮膚炎では、まず適切なスキンケアや局所の湿疹治療が優先しいきなりステロイド外用をやめたり全く使わない治療は(漢方のみを専門としている先生でさえ!)困難です。大事なことは、漢方だけに頼らないことで、きちんと現代医学的に診断、治療を行い、そこに漢方を合わせていくのが、良いと思います。


 漢方治療では、その人の体調や体格などを考えて,一番合うと思われるお薬が選ばれます(随証治療)。すなわち、人によっては同じ病名だからと言っても必ずしも同じ薬とは限りませんし、症状や経過に応じて処方が変わっていくこともあります。漢方薬は、元来天然物(食べ物)が由来であり比較的安全と考えられていますが、証に合わない薬を使ったりすると、胃腸障害、アレルギー反応や肝障害がみられるため長期服用になる場合には、定期的な血液検査をお勧めします (大木皮膚科/大森,大田区・漢方)

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漢方処方と体質「証」の判断

 

 漢方処方は、その人に合った「証」がどのようなものか診察をすることから始まります。すなわち、現在出ている症状(皮膚炎、じんま疹、にきび、毛嚢炎など)と伴に、ご本人の体質をみきわめて、体力があるか(実証・虚証)、暑がりか寒がりか(熱証・寒証)、気力の充実や血の巡り具合など(気血水)を判断し、どのような処方が合うか考えていきます。


 実際の診察は、患者さんの訴えを良く聞くことに始まり(聞診)、顔色、手足の血色などを観察し(望診)、どのような体質(証)であるかを、さらに詳しく問診をして診断します。 


「証」(体質)を判断する主な項目には、下記のものが挙げられます。漢方処方を希望される方は問診表に当てはまる症状を書いていただいてから診察を受けると良いでしょう。


 ・疲れやすいですか(体力の有無?)
 ・顔などにのぼせはありますか?
 ・胃腸は丈夫ですか?
 ・便秘(下痢)はありますか?
 ・冷たい(or温かい)飲み物は好きですか?
 ・手足の冷えはありますか?
 ・皮膚は化膿しやすいですか?
 ・生理でニキビが悪くなりますか?(女性の方)

 お薬を変更する必要がある場合には、脈診や腹診で、さらに詳しい「証」の評価をおこない、どのようなお薬が合うか、病態を判断することがあります。(大木皮膚科/大森,大田区・漢方)

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皮膚疾患に使う代表的な漢方薬とは?

ツムラ漢方

 漢方治療のよい適応となる代表的皮膚疾患は、アトピー性皮膚炎、じんま疹、ニキビ、老人性乾皮症、いぼ などであり、その他、漢方薬を使うことがある疾患には、毛嚢炎、円形脱毛症、しもやけ、手湿疹などもあります。さらに、ある程度効果を期待できる疾患には、酒渣、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、痒疹、しみ、単純性ヘルペス再発抑制、陰部掻痒症、汗疱、慢性膿皮症なども挙げられます。


 実際に皮膚科で使うことのある漢方薬は、種類が多くおおよそ50~60種類くらいになります。まず、初めは症状や簡単な問診でどの方剤を使うか決めさせていただきます。また、2,3週間服用いただいて、お薬の反応や効き目をみて、違う処方に変更することがあります。さらに、治療に際して体質改善など本治療も必要とする場合は、脈診や腹診をさせていただく場合があります。 (大木皮膚科/大森,大田区・漢方)

※皮膚科疾患の漢方薬についてご説明を追加いたしました。皮膚科で使う漢方薬の種類は他科に比べて比較にならないくらい多いので全てを使いこなすには経験を要します。

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アトピー性皮膚炎に対する漢方処方とは?

大田区、漢方 アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能低下、アレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)やストレスによる免疫系の異常などが、複雑に絡み合って発症する病気です。


 西洋学的治療では、軽症なものではステロイド外用剤を使い湿疹をコントロールし、保湿剤にて乾燥肌の改善を行っていきます。また、痒みの強いものや慢性化した湿疹では抗アレルギー剤により痒みを押さえ、さらにダニ、ほこりなどを遠ざけ、ストレスを貯めないようにします。


 漢方治療では、湿疹の赤みや痒み・化膿傾向にある方には余分な熱を取っていく治療(清熱剤)、湿疹の部分がどす黒くなっていれば「血」の停滞を改善する治療(駆お血剤)、またジクジクした分泌物の多い湿疹には余分な「水」の停滞を治す方法(利水剤)、かさかさした乾いた湿疹には、「血」の巡りを補う治療(補血剤)を行い、必要に応じて体のバランスが崩れた部分を整えていきますので(本治療)、症状や体質に応じて、10数種類の方薬を使いこなすことが必要になります。以下に、アトピー性皮膚炎や湿疹などによく使う漢方薬を挙げます。 (大木皮膚科/大森,大田区・漢方医、病院)

消風散(実証~中間証);汗をかき赤みやかゆみが強い熱のある湿疹によく使います。
黄連解毒湯(実証~中間証);痒み、赤みのある湿疹に適しています。二日酔いにも使います。
白虎加人参湯(実証~中間証);ほてりを伴う顔面紅斑に。口渇を伴う人で皮膚の熱感に。
治頭瘡一方(実証~中間症);頭部や顔面のじくじくした湿疹。特に子供の頭部に効きます。
温清飲(中間~虚証);痒みがつよい、色つやの悪い乾燥した湿疹に使います。
当帰飲子(中間~虚証);かゆみのある、カサカサした乾燥気味の湿疹によく使います。

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にきび、肌荒れに対する漢方処方とは?

 

にきび,肌荒れ漢方 ホルモンバランスの異常やストレスなどで皮脂の分泌が亢進し、また毛穴のつまりにより面靤(コメド)が形成されることで、発症します。外的刺激や寝不足などの体調不良が加わり、感染を起こすと化膿して、赤く腫れて膿疱になります。また、女性の生理前などホルモンバランスの乱れる時期に出来やすくなり、便秘や脂っぽい食事なども影響します。


 まず余分な皮脂の排出を促すため、1日2回優しい洗顔を行っていきます。また、毛穴のつまりを無くし面靤の状態を改善するデュフェリンゲルも大変有用です(稀に過敏反応あり)。化膿傾向が強いのものには、適宜抗生剤の外用および内服使い、ビタミン剤を併用する場合もあります。

 

 漢方治療では、にきびの状態をみて抗生剤とともに併用して化膿を起こしにくくする処方が良く用いられます。また、女性の大人ニキビに対しては便秘などの体調を整え面靤を出来にくくする効果が期待されます。2週間程度みて効果がない場合は処方を変更していく場合もあります。もちろん薬だけでなく、洗顔、食事などの日常生活の改善も大切です。(大木皮膚科/大森,大田区・漢方医、病院)

清上防風湯 ;化膿傾向が強く、皮疹がとがったタイプ。比較的若い人に処方されることが多い。
十味敗毒湯;にきびに繁用される処方。化膿傾向で、顔面以外にも化膿部分があるかた。
荊芥連翹湯;化膿傾向や蓄膿症を伴うにきびに。慢性毛包炎やアトピー性皮膚炎にも用いる。
桂枝茯苓丸;皮疹が赤黒く、生理時に悪化のあるタイプ。肩こりやお血のある場合に使用する。
桃核承気湯;化膿傾向で痛み、便秘をともなうもの。のぼせがあり下腹部の圧痛のある方。
当帰芍薬散;皮疹に赤みがあまりなく、貧血傾向で冷え症のある方に向きます。

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じんましんに対する漢方処方とは?
 

じんましん、漢方 アレルギー反応により、真皮内の血管透過性が亢進し膨疹を形成し、通常数時間で跡形無く消えます。多くのものは急性で、原因となるものを避け抗アレルギー薬の内服で症状を抑えていきます。慢性のものは体質的蕁麻疹とされ1ヶ月以上に渡り症状が続き、はっきりした原因がわからないことと、抗アレルギー薬を長期に飲まなければならないことが問題です。じんましんの種類には、お薬や食べ物によるもののほか、寒冷蕁麻疹、物理的じんま疹などがあります。


 漢方治療では、どのようなときに蕁麻疹が出るか、またその人の体調(証)などを見極め症状の軽減を図り基礎的な体質を整えていくことを目的として使います。漢方薬併用により、症状の改善や内服薬の減量などが期待されます。特に、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤でコントロールが悪い慢性蕁麻疹に対して用いられることが多いです。 (大木皮膚科/大森,大田区・漢方医、病院)

茵ちん五苓散;口の渇きやむくみ傾向のあるもの。アレルギーを抑え余分な水を排出します。
葛根湯;悪寒や頭痛、肩こりを伴うじんましんに使うことが多いです。
・その他では、症状に応じて消風散、黄連解毒湯、十味敗毒湯、柴胡剤、茵ちん蒿湯などが良く用いられます。

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漢方処方が効くその他の皮膚科疾患

 

◆いぼ、水いぼ
ヨクイニン; ハトムギは昔から、煎じて飲むと肌荒れやソバカスに効くといわれていますが、イボを取るのにも効果的であることが知られています。きちんと多く飲む方がより効果あります。

 

◆円形脱毛症
 ストレスなどで、頭髪の毛根部に対する自己抗体(アレルギー)が出きて、生じるとされています。一般的に、単発性など軽症のものについては、セファランチン、グリチロン内服、フロジン液外用などが行われます。精神的なストレスの影響を受けやすく、不安や悩み、イライラがあると、その攻撃の引き金が引かれて脱毛の程度が重くなることが知られています。 (大木皮膚科/大森,大田区・漢方医、病院)

柴胡加竜骨牡蠣湯;実証タイプで不眠やいらいらのあるかたに使います。
半夏厚朴湯;虚証タイプの気分の沈みがちな方に使います。
桂枝加竜骨牡蠣湯;虚証タイプの精神的に不安定な方に。
加味逍遥散;虚証で、精神的に不安定で疲れやすく、便秘のある方に。
半夏瀉心湯; 中間証で吐き気や食欲不振がある人に 。


 

◆手荒れ(主婦湿疹・職業性湿疹)
 仕事を始め、良く水を使う、パソコンを触る、事務職で紙を良く触るなどにより手の皮脂が減少しバリア機能が低下することで、さまざまなものにアレルギーを持ちかぶれることで、湿疹となります。皮疹は、指の腹側、背側にガサガサしたもの、ジクジクしたものやひび割れなども生じることがあります。
 西洋医学的治療では、刺激を避け、ステロイド外用薬を塗って症状の緩和を行っていくこと、保湿剤にて保護していくことが中心となります。

温経湯;冷え症で、手足のほてりがあり口の渇く方に使います。
温清飲;皮膚の色つやが悪く、のぼせのある方に。
三物黄莟湯 ;乾燥して湿疹化した手足のほてり。

 

◆しもやけ(凍瘡)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯;冷え症があり手足が冷たく触れるような場合に使います。
四物湯;手足の冷えがあり、貧血で皮膚が乾燥気味の方に。

 

◆汗疱状湿疹、貨幣状湿疹
越婢加朮湯;浮腫と汗のでるもの、異汗性湿疹に用いる。水疱形成やじくじくするものに。

 

◆しみ
桂枝加茯苓丸よく苡仁;比較的体力があり、手足の冷え、肌荒れのあるかたに。

 

◆口内炎
半夏瀉心湯;気持ちを静め、消化器の炎症をのぞくことで効果を発揮する。
                                  (大木皮膚科/大森,大田区・漢方医、病院)


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当院の特徴,アトピー,水虫,いぼ、巻き爪治療

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